馬鹿と呼ばれても、笑われても、借金の返済のために私は最短距離で勝てる競輪を身に付ける必要があった。
スポンサーリンク

4年前、 フリーランスのホームページデザイナーとして活動していた私は、請負代金の80万円の貸し倒れをきっかけにキャッシングに手を染めることとなりました。

一介のフリーランサーに生活費はもちろん運転資金も兼ねていた80万円の負担は大きく、はじめに50万円を借りました。その50万円を一度も返済しない間に、次の業務のために20万円を借り入れ、さらにその返済が終わっていないのに30万円を借り入れ、そうして一度狂ったお金のリズムを修正できないまま、借金だけがどんどんと膨らんでいきました。

2年が経った頃には、キャッシングでの借金の総額は350万円になっていました。

もともとあった自動車ローンや事業資金として親から借り入れたものも含めると、借金の総額は600万円。

事業経費と返済を合わせた月々の必要金額は25万円を超えていました。

この借金返済のために私がとった行動が、あろうことか競輪だったのです。

スポンサーリンク

増え続ける借金を何とかしようと思っていた時に目に留まったのが「競輪」だった

競輪で月10万円稼げたら借金返済が楽になるんだけどな。

私はパチンコや競馬などのギャンブルは、それまで一切やったことのない人間です。
当然勝算なんてありません。

ただ、自転車が相手ならどうにかなるのではないかと思っていました。
というのも、私の唯一の趣味がロードバイクだったからです。
子供の頃から自転車が好きで、40歳近くまでロードレースにも参加していました。
苦楽を共にしてきた自転車に関してなら、完全に不利とも言い切れないはず、今思えばこんなに根拠のない決断をしたのは、その時が最初で最後でした。

手探りで学んだ競輪のイロハ。徹底したシミュレーションで買い方と自分の弱点を発見

競輪の『け』の字も知らない、40過ぎのおじさんがKEIRIN.JPの『はじめてでもよーくわかる KEIRIN GUIDE』からスタートして、わずかに書店に並ぶ競輪の本を読み漁り、さらにAmazonで古本を購入して競輪の知識を詰め込む毎日。

学んだことは、さっそく実践に移して車券の予想。ただし車券はまだ購入しません。ひたすら予想し、購入パターンによる回収率を分析し、はずれパターンを検証し、再現性があれば購入パターンに組み込み、さらに予想する。1か月間で約800レースをシミュレーションしました。

すると不思議なもので、徐々にパターンが絞りこめてくるようになるのです。さらに選手の顔を覚えてくると、その選手の特性や近走が記憶に残っているので、より展開予想ができるようになるのです。(これはのちに錯覚だったと分かります。笑)

そこで、「よしっ!勝てるイメージが持てるようになってきた。そろそろ車券を買ってみよう!」と1点=100円をルールに、実際に車券を買ってみることにしました。

しかし、人間お金がかかると判断が鈍るものですね。シミュレーション時には当てることが重要課題だったのに、お金をかけ始めるとそれが例え100円でもリターンを求めてしまう。だから欲張って勝てる買い目を逃してしまう。2車単では当たっているのに、配当にひかれて無理に3着を探して3連単を買う。そんな買い方をしていました。

車券を買い始めて、始めた当たったのは200点目くらいに買った3連複でした。2万円使って820円の儲け。これが競輪人生のスタートです。

スポンサーリンク

的中率0.5%からスタートして2年間で600万の借金返済を完済!そして燃え尽き症候群に・・・。

車券購入のスタートは散々でしたが、購入から3ヶ月目に初めて10万円を勝ち越して以来コンスタントに競輪で勝ち続け、結果として私は2年間新たな借金を作ることはなく、ひたすら車券を買っては借金を返済したおかげで、キャッシングの350万円超の借金はおろか、車のローンも親からの借金もすべて返済することができたのです。

計算上、これで借金がなくなるという払戻金を精算し、ネット銀行の口座に入金された時の安堵感は忘れることができません。「これで競輪をやらなくても済む」「これからは自分の仕事だけに身を入れて生活することができる」そう考えただけでどっと疲れが湧いてきたのを覚えています。

やはり私は大きなストレスの中で競輪をやっていたのです。決してギャンブルという娯楽だったのではなく、借金返済のために自分に課した義務だったのだと思いました。そのくらい、もう競輪をやらなくてもいいことにホッとしたのです。

事実、 借金を完済した後、私はしばらく競輪から離れてしまいました。目標を達成したことで燃え尽きてしまったんだと思います。

また、競輪に借金返済を支えてもらいながら事業の内容を切り替えて、以前のようなホームページ制作業一辺倒の業態からも卒業することができました。それによって、以前より事業の収入が安定したことも影響があったと思います。

しかし、競輪を離れて5ヶ月ほど経った時に、ふと競輪に恩返しがしたいと思ったのです。

競技として競輪の魅力・選手への敬意から生まれた“競輪に恩返ししたい”という気持ち

そんなこと言ってまたあの快感が忘れられなくなったんでしょと思う方もいるかもしれませんが、それは違います。 事実、競輪を日常的にやっていた時でも、勝負に熱くなったことは一度もないのです。元々ギャンブルとは縁遠い生活だったので、いわゆるギャンブラーとしてのDNAは欠けていたのかもしれません。ですから、ギャンブルに恩返しなどというと笑われるのは覚悟の上です。

ご存じの方も多いと思いますが、競輪は衰退の一途を辿っています。競輪場の相次ぐ閉鎖や車券売り上げの減少、地元記念レースでも入場客は減少しています。間違っても人気スポーツではありません。

私は自身が借金返済のために競輪をしてる間に、純粋に競技としての面白さや、選手のアスリートとしての真摯な努力と、驚くべき身体能力の高さに接したことで、なんとかこの競技の発展に協力することで、自分の暮らしを安定させてくれた恩返しがしたいと思ったのです。

このブログで書くことは、日本の法律で公営ギャンブルとしてしっかりと認められている競輪のことです。 法律に触れることや、グレーゾーンのお話などは全くありません。純粋に競技として競輪を捕らえ、そこでの勝ち方を私の方法として書き記すものです。

ギャンブルである以上、残念ながら再現性・確実性は保証できないのでこのブログをご覧いただくことによる情報などの料金は一切いただきません。ただただ、借金返済のために、勝つことだけを目的に競輪をしてきたアラフィフ男が、何を考え、どのような車券の買い方をしてきたのかを参考にしていただききながら、競技しての競輪、娯楽としての競輪、そこに情熱を傾ける選手たちをリスペクトして応援していただければと思います。

私は今、このようなブログを書き綴り、 購入頻度は極端に減りましたが、 一線級の選手が活躍するグレードレースや、新人選手が活躍するチャレンジ戦などを中心に時々競輪を楽しみ、儲けが出れば、家族や仲間との食事や、近郊の温泉旅行に行くことを楽しみにしています。

このブログは、なぜ私のようなギャンブル素人が、競輪で1年8ヶ月もの間、毎月一定の利益を出すことができたのか、自己分析と備忘録を兼ねて記しているものです。あなたの楽しみの範囲での一助になることと、今後の競輪界の発展を心から願っています。

2019年3月

スポンサーリンク
おすすめの記事