第12部:相続に関する法律
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第12部、最後は相続に関する法律についてです。世間一般で語られる相続についての知識があれば十分に理解できます。いくつか覚えておくべき専門用語が出てきますので、赤字と太字の部分をしっかり読んで覚えるようにして下さい。

生命保険募集人として押さえておきたい相続の法律

相続
死亡した人(被相続人)の財産上の一切の権利義務を他の人が引き継ぐことを相続といいます。被相続人は原則として遺留分を犯さない限り遺言で相続財産を自由に処分することができます。

※遺留分・・・一定の相続人に対して遺言の内容にかかわらず最低限相続できる割合。例えば子供が2人いた場合、遺言を持ってしても1人に全て相続させることはできない。

遺言
法定相続の規定に優先して実現させるという強い効力を持っているので法律で厳格な方式が定められています。

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相続人と法定相続分
法定相続についてはテキストの一覧表を参考してください。一般的な知識で問題はありません。相続は配偶者は特別として基本は家系図の縦の流れで行います。配偶者以外の縦関係の人がいない場合には横関係の兄弟姉妹が相続するという形です。その際の相続分についてはテキストで確認しておいて下さい。

・配偶者と子供がいる場合はその両方が相続人となります。
・結婚していても子供がいない場合は親と配偶者が相続人になります。
・子や親、孫などいずれもいない場合は配偶者と兄弟姉妹が相続人になります。

配偶者以外の同順位の相続人が2人以上いる場合その相続人の相続分は原則として均等になります。

※余談ですが、配偶者以外の相続人がいなくて兄弟姉妹に法定相続分がある場合、遺言をしっかり残しておくことによって配偶者だけに財産を残すことができます。遺言がない場合には兄弟姉妹がしゃしゃり出てくることがあるので注意が必要です。

代襲相続
祖父が亡くなる前にその子である父親が死亡している場合、父親の相続分はその子供である孫が引き継ぐことになります。これを代襲相続といいます。

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相続の承認と放棄

相続の承認
◆ 単純承認・・・被相続人の財産上の権利義務を全部受け継ぐ方式です。したがって、もし借金があれば合わせて引き継ぐ形になります。なお、相続があったことを知った時から3ヶ月間何の手続きもしなければ単純承認したことになります。

◆ 限定承認・・・相続財産の範囲内で債務を相続する方式です。したがって、債務が相続財産を超過している場合には相続人が債務を負担する必要はありません。この場合相続開始があったことを知った時から3ヶ月以内に全相続人が共同して家庭裁判所に申述することが必要です。3ヶ月を経過すると単純承認になりますので、被相続人に借金がある場合は注意が必要です。

相続の放棄
相続人が相続を拒否することを相続の放棄といます。この場合財産も受けつかず債務も負担しません。手続きとしては限定承認と同様相続開始から3ヶ月以内に家庭裁判所に申述します限定承認と異なり全相続人が共同で行う必要はなく1人でもまた数人が共同でもすることができます。

遺産の分割
遺産分割の方法は次の3つの方法により決めを決まります。
①遺言による分割
②相続人による協議による分割
③家庭裁判所による分割(遺言などがなく相続人もめた場合)

相続税の対象となる財産
相続税の課税対象となる財産は現金・土地等の本来の財産の他に、みなし相続財産として死亡保険金や死亡退職金等も含まれます。なお死亡保険金や死亡退職金については受取人が相続人の場合、死亡保険金・死亡退職金それぞれ500万円×法定相続人の数までの金額が非課税となります。

以上で「60分で合格圏!読み流し生命保険一般課程試験直前対策」の全レッスンが終了しました。最初のページでもお話ししたように苦手なところは潔く切り捨てて、計算問題など一度覚えれば済むことは取りこぼしなく、取れるところで合格点の70点を取ることが重要です。無事に試験に突破して、あなたの生命保険募集人としての未来が明るくあることを心から願っています。

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