【絶版】『黄金のおにぎり』はブランディング初心者におすすめする世界最高の良書
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ブランディングという言葉が使われるようになって久しいですが、基本書と呼べる良書となるとなかなか存在しないのが現状です。小難しい用語を羅列して、他社事例などを上から目線で解説する本にはこりごり。ブランディングの要諦を学びたいという人に最適なのが、今日紹介する『黄金のおにぎり』です。

黄金のおにぎり

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本当に大切なことは子供にも伝わる基本的なこと

物事をわかりやすく説明するコツに、“小学校の高学年の子供にわかるように説明すると誰にでもわかる”という話がありますが、この『黄金のおにぎり』はまさにそれです。おにぎり屋さんを主人公にブランディングというのは何かと言うことを、わかりやすくかみ砕いて説明してくれます。もちろん体系立ててブランディングを突き詰めていくなら、この本は初歩の初歩かも知れません。でも、自身の知識として、すっと頭に残るのはこの様にわかりやすい言葉で伝えてくれる本なのです。

老舗の商いはブランディングのかたまり

ブランディングと聞くと新しい言葉のように感じてしまいますが、ブランディングの良きお手本は、誰もが知っている老舗の商売そのものなんです。例えばデパ地下。有名なお菓子屋さんが並んでいますが、みなさん「虎屋」と聞くと何のお菓子を想像しますか?・・・「ようかん」正解です。では文明堂は?・・・カステラでいいすよね。つまり、名前を聞けば誰もが思い浮かべる商品やサービス、デザイン、包装紙、CM、店員さんの制服、店構えなどがブランディングであり、本当の意味のブランディングは一朝一夕に養えるものではありません。

それでは老舗にしかブランド力は備わらないのかと言えば、そうではありません。いくらひとつの商売を長くやっているとはいっても、それだけでは老舗にはなれないのです。老舗の老舗たるゆえんは、お客様のために取り入れたこだわりが当たり前になることであり、お客様を愛するのと同じくらいお客様に愛されることです。

ビジネス書は“知っているか”ではなく、“できているか”を問いながら読む

『黄金のおにぎり』は、自身のビジネスをブランド化していく過程で「ブランディングとは?」という定義にさえ、まだ自信が持てない人にとって最適な良書であるのはもちろんのこと、営業などでお客様に説明する立場の方にとっても最適は本と言えます。ただ、マーケティングなどの知識のある人にとっては「当たり前」とか「知ってる」ということが多いのも事実です。当たり前です。『黄金のおにぎり』は基本書ですから。

「当たり前」とか「知ってる」とか言いたい方は、ぜひ『できているのか』という視点で見て下さい。できているいうのは実践していると言うだけではなく『伝わっているのか』ということです。そのような謙虚な姿勢で臨まないあなたの商売はいつかお客様に飽きられてしまいます。ようかんを作るお店は数多くあれど、なぜ虎屋は誰もが知るようかん屋さんになれたのでしょうか?それはお客様がそうしてくれたからです。虎屋さんがお客様に伝えることを大切にしたからです。

まとめ

この本、発売当初に私の取引先の社長が大絶賛していました。急逝したお父様の後を継いだばかりの2代目で、私よりも5歳年上の青年社長さんでした。会社は現在、IPOを目指して急成長を遂げているそうです。先日、インターネットのとあるインタビュー記事でその社長を拝見し、その時に『黄金のおにぎり』を影響を受けた一冊で、いまも時々読み返すとおっしゃっていました。発売から12年。その社長はずっと継続されていたんだと嬉しくなりました。

この本が古書で500円程度で買える幸運を噛み締めていただきたいと思います。

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